今週末の19日に松山で開かれるプロ野球新規参入イベントで、同じく新規参入立候補を表明している金沢と大阪の関係3団体が合同でNPBに対して共同宣言を行うようだ。
内容はNPBがはっきりさせない新規参入に関する要件を確認してはっきりさせることや、共同で新規参入を目指すこと、野球ファンの代表組織を宣言するらしい。
現状では新規参入の動きは全くなく、昨年に球団拡張論を展開した人たちも今年はそんな意見がなかったかのような活動ぶりなため、このままでは自然消滅してしまいそうな3地域が立ち上がるようだ。
だが、すでにアルビレックス新潟はプロ野球よりも独立リーグ招致へ動いているらしく、大阪の市民球団設立準備室も活動休止状態であることあらすれば、NPBに対する動きを市民レベルで行うことは難しそうでもある。
Jリーグのように新規参入条件を示して裾野を広げようとするスポーツと、企業のPRと既得利益を守るためになるべく閉じてしまおうというスポーツの差は大きい。野球を開かれたスポーツとする活動はファンにはもはや不要と思われているのだろうか。3地域の動きに注目したい。
[ 2005/11/14 14:11 ]
野球 |
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